プラセンタ療法について

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プラセンタとは

プラセンタとは、母親のお腹の中で赤ちゃんを守り、育てる役割をもった「胎盤」のことです。1個の受精卵をわずか10ヶ月で、約3kgの胎児にまで育て上げるために必要な各種栄養素や、生理活性物質が豊富な臓器です。

プラセンタ療法とは、ヒトの胎盤から抽出したエキスを注射液として用い、自然治癒力の向上に着目した治療法です。プラセンタはその作用を強力に後押しして、自分の力で病気や身体の不調を慢性化させない自然薬として注目を集めています。約50年前、日本で開発され、医療用注射薬として<1.更年期障害、乳汁分泌不全(メルスモン) 2.慢性肝疾患の肝機能改善(ラエンネック)(名称は違いますが同じ原料の製品です)>に対する保険適用が厚生労働省から認可されている、副作用の少ない医薬品です。また、一方で、幅広い診療域で治療に適用され、最近ではエイジングケアまで、幅広く知られるようになりました。

プラセンタには各種の細胞増殖因子<グロスファクター>や、多くの体に有用な成分が含まれているため、細胞や組織の代謝や活性化を促すことで、体のもつ自然治癒力の向上に期待できると言われております。

(1) 特定生物由来製品のため、治療に関しては患者さん自身の同意書が必要になります。
(2) この療法は基本的には皮下注射で1~2アンプルを週2、3回からスタートし、その後は週1回程度定期的に注射します。
(細い針のため痛みはとても少ないです。)
(3) 肝機能改善、更年期障害、乳汁分泌不全以外の目的で使用する場合は、健康保険では認められませんので、患者さん自身の負担による自費診療になります。
(4) 自費診療による費用 基本治療:1回 2アンプル ¥2,000(税別)、1アンプル増す毎に¥1,000(税別) が追加となります。
(5) 注射をしながら内服用のカプセルを併用したり、注射が物理的に不可能な方はカプセルのみの内服も可能です。
☆メルスモンカプセル [1箱・120カプセル(1ヵ月分)] ¥14,000(税別)
(6) プラセンタ療法をご希望の方、または実際に治療をされている方には、皆さまの不安を減らす、期待に応えるための資料をお渡ししています。
(7) これまでのいろいろな治療で十分な治療が実感できていない方は、プラセンタの併用療法が可能ですので、是非この治療をお勧めします。

一般の医薬品は何か特定の病状を抑えるために使われます。ですから例えば頭痛薬を下痢や花粉症などに使うことはありませんが、プラセンタは様々な病気や症状に使われています。病状があらわれた原因が様々であっても、崩れた体調を正常に戻そうとして働く「自然治癒力」が強化されれば、おのずと病状は回復すると考えています。「プラセンタには体調を整える力がある。」と言われるのは、そのような作用を導き出しているからなのです。

プラセンタについてのQ&A

Q

なぜプラセンタは様々な症状に作用するの?

A

プラセンタは、ヒトでは約10ヶ月に1個の胚細胞をおよそ60兆個まで増殖させていくと同時に、各種臓器や器官を作り上げていきます。プラセンタはそのためにさまざまな生理活性物質を合成し、妊娠期間中継続して胎児に与え続けています。プラセンタは他の組織や臓器が含んでいないさまざまな活性物質を総合的に含んでいるのです。

Q

使っている原料は?

A

日本国内で満期正常分娩によって出産したヒトのプラセンタを原料として使用しています。
出産されるお母さまの血液検査を実施し、ウイルス等で汚染されている可能性のないプラセンタを原料として収集します。またお母さまの海外渡航歴により、1980年1月以降にヨーロッパに通算して、6ヶ月以上滞在経験のあるお母さまのプラセンタは原料から除外されます。更に、工場への原料受け入れ時に、B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群(エイズ)、成人T細胞、白血病、リンゴ病の5つのウイルスについては改めて検査し、原料に異常がないかを確認します。これに加えて、未知のウイルスの汚染対策として、最終製造工程で高圧蒸気殺菌を行います。
こうして2重・3重の衛生対策を経て製造された製品は、最後に製品試験でウイルス等の病原性物質についての確認試験が行われ、問題がないか最終確認をした後出荷されます。

Q

どんなとき、どの程度注射すればいいの?

A

一般的に、疾病で注射する場合は、最初の2週間はできるだけ毎日、つめて注射することをお勧めします。その後は働きを維持する目的で、週に1~3回程度にします。疾病の程度や状態によって、1人ひとりに適した投与量や投与回数が異なってきますので、必ず医師の指示に従って治療をお受けください。特に疾病を持っていない健康な方で、疲労改善等の目的で注射をお受けになる方は週1度程度でよいと思います。

Q

長期にわたって継続して注射しても大丈夫?

A

大丈夫です。患者さんの中には、ほぼ毎週一回の注射を10年以上続けている方がたくさんいます。ただ、疾病を治療した方や体調が落ち着いた方は、長期間にわたって注射をする必要は、一般的にはないと思います。
具合が悪くなったり、何らかの自覚症状が出たときに、改めて治療を開始するので十分だと思います。

Q

ホルモンの含有は?乳ガン、子宮ガン、子宮内膜症への影響は?

A

プラセンタはもともと女性ホルモンを中心に、多種のホルモンを含有しています。しかし、注射剤はホルモンをその前駆体(ホルモンを作る材料)まで分解してあります。従って、ホルモンは一切含有されていませんので、乳ガンや子宮ガンを経験された方や子宮内膜症の方などもご使用いただけます。

Q

プラセンタの有効成分は?

A

プラセンタにはさまざまな活性成分が含まれています。その中でも、私たちは「細胞増殖因子」と「サイトカイン」、および「RNA(リボ核酸)」に注目し、医療用医薬品としてこれらの有効成分を中心に、プラセンタらから抽出しています。

Q

副作用についてお聞かせ下さい。

A

下記の症状が発生することがあります。
●軽微な副作用
◆注射の部位の発赤、疼痛
◆注射部位の上肢のだるさ、重たい感じ
◆吐き気、全身倦怠感